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愛知の冬は寒く、朝晩の寒暖の差も激しい、また、夏は暑く湿度も高くてジメジメするという、住むにはとても厳しい環境です。
シンセイ建設がこだわり続けたのは「冬暖かく、夏涼しい家」を造ること。
加えて「湿度に強く、防音効果のある家」であれば完璧です。
その完璧な家づくりに最適な断熱材「 セルローズファイバー 」という、欧米では歴史と実績が認められながらも、日本ではまだ認知度の低い断熱材の存在を知りました。従来の断熱材に比べて、大変優れた効果のあるセルローズファイバーで、「冬暖かく、夏涼しい家」をご提供します。
新聞残紙など木質繊維を主原料としたセルローズファイバーはバラ綿状の断熱材です。
新聞残紙などを細かく繊維状にし、それに「ホウ酸」(ゴキブリよけや、目の洗浄・消毒等に使われる人体に無害な物質)を混合し、攪拌(かくはん)したものです。古紙再生利用により、グリーンマーク、エコマークの指定を受けています。
また製造エネルギーを比較してみると、グラスウールやロックウールに較べ、約1/5の製造エネルギーでつくることができます。すなわち、リサイクル資源を省エネルギーで提供できる、環境に・地球にやさしいこれからの時代のエコ断熱材なのです。
日本での知名度はまだまだ低いですが、安全基準に厳しいアメリカで多くのシェアを獲得し、60年の実績を誇る大変優れた断熱材です。
セルローズファイバーは、壁面にシートを貼り、専門の機械を使って吹き込みを致します。
隅々までセルローズファイバーが行き渡りますので、隙間が開きません。
また、壁面にセルローズ ファイバーをパンパンに吹き込み沈降しませんので、
10年経っても断熱性能が損なわれる事はありません。
防音効果の高いセルローズファイバーを、配管を施工してから吹き込むので
水道管等の音を抑えるばかりでなく、普段なら断熱効果の薄くなる
配管された壁面でも十分な断熱効果を得る事ができます。
優れた断熱性能を持つ セルローズファイバーを、隙間なく吹き込むことで、夏は外部からの熱の侵入を抑え、冬は室内の熱を逃しません。
家の中での温度差が少なく、快適な住環境となります。
防音材としても優れた性能を持つセルローズファイバーは、隙間のない施工によって日常生活の音、屋外からの騒音、室内から屋外へ逃げるプライベート音を和らげます。効果的な防音材として、国際的に高い評価を受けています。
もし屋根が雨漏りしても大丈夫。
水をはじく撥水処理がしてありますから、セルローズファイバーが水を吸って重くなり、天井が落ちたりすることがありません
ホウ酸・ホウ砂によって防燃処理されているセルローズファイバーは強い炎にも表面が焦げるだけです。
万一火災が発生しても延焼を防ぎ、有毒ガスも発生しません。
ガスバーナー(約1,200℃)で1分間燃やしてみます。
表面の1mm程度が炭化しただけで燃えません。
木質繊維特有の吸放湿性が、周囲の状況に応じて水分を吸ったり吐いたりするため、適度な湿度をもたらし、天井・壁・床などの表面と内部の結露を防止します。セルローズファイバー は呼吸しているのです。
ホウ酸・ホウ砂による特殊処理と天然素材の持つ吸放湿性のダブル効果でカビや菌の発生を防止します。
だからセルローズファイバー はカビや害虫の心配もなし。ゴキブリ、シロアリなどの害虫を死滅させるのではなく寄せつけません。
木質繊維であり、添加されているホウ酸は人体への蓄積や残留の心配はありません。
セルローズファイバー は国内でも20年以上の実績。
アスベストやシックハウスの原因の一つであるホルムアルデヒド、VOC(揮発性有機化合物)は一切含まれておりません。
ホウ酸は海水や土壌など自然界に広く分布し、環境にもやさしいため、目薬・うがい薬・化粧水・消毒などに含まれます。
またアスベストのように建物内での浮遊を心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、セルローズファイバーの原料である新聞紙、ホウ酸共に浮遊する性質はありません。ご安心下さい。
高い断熱性能により暖房費で約7割、冷暖房費で約3割の光熱費の節約が可能です
セルローズファイバーは、地球にもやさしい
■主原料は新聞残紙だから省資源
古紙再生利用によりグリーンマーク・エコマークの指定を受けています。
■乾式製法だから省エネ製造
乾式製法・・・粉砕・解繊によりワタ状にし、ホウ素系の薬品で防燃処理を施すほか、撥水、防かびなど建築資材としての性能を持たせる。
一般的に使用されているガラス繊維断熱材を製造するために使用する製造エネルギーに比べ、約1/5の製造エネルギーで作ることができます。
■将来のリフォーム時
専用の機械で吸い込みさらに再利用することも可能。また、最終処分として自然に返すこともできます。
真冬の隙間風は嫌なものです。気密性とは、言葉のとおり、家の中に空気を閉じ込める性能のことをいい、気密性を高めることによって暖冷房のエネルギーロスを少なくできます。その気密性能を示す値として、「C値(隙間相当面積)」があります。
気密性能(C値)とは
建物の延べ床面積に対する隙間面積の割合を表す数値。 (単位:c㎡/㎡)
この値が小さいほど気密性能が高いことを意味します。
気密性能が高いということは、家に隙間が少ないということです。断熱をしても微細な隙間から外に逃げていく熱、逆に入ってくる冷気や熱気があります。それを少なくすればするほど断熱性が高くなります。また、気密性の高い家では、換気システムが効果的に働くというメリットもあり、家の中の空気をキレイに保つ効果もあります。
断熱性能(Q値)とは
家から熱が逃げる割合を表す性能値(熱損失係数)。 (単位:W/㎡K)
この値が小さいほど 断熱性能が高いことを意味します。
断熱とは熱が伝わるのを抑えること。例えば、断熱をしていない家では、熱が外に逃げてしまうので、冬場の暖房に要するエネルギーが沢山かかってしまいますし、それでも家全体が暖かくなることはありません。断熱をすると、熱が逃げにくくなるので、少ないエネルギーで家を暖かくできます。夏はこの逆で、熱気を遮断してくれるので、冷房の効き目もよくなり、涼しい家になります。